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【2018/01/27 更新】 タケダノリヒロ( @NoReHero)
会いたくなりますよ。こんなん観たら。映画『ビフォア・サンライズ』のあらすじと感想です。
『ビフォア・サンライズ』あらすじ
ジュリー・デルピー、イーサン・ホーク共演によるラブ・ロマンス。列車の中で偶然出会った一組の男女。二人は意気投合して列車を途中下車し、ウィーンの街をあてどもなく歩く。しかし楽しい時間はあっという間に過ぎ、やがてお互いの生活に帰る朝がやってくる……。
『ビフォア・サンライズ』感想
特に何か大きな出来事が起こるわけではありません。
列車で、ウィーンの通りで、レコード屋で、夕日の見える展望台で、バーで、芝生の上で寝転がって…とにかく会話と表情で成り立っている映画です。
ストーリーがシンプルなだけに、ふたりの演技が引き立ちます。
「恋愛を描いた映画」というよりも、「人が恋に落ちる瞬間を描いた映画」って感じですね。
まだお互いのことを知らず、探りあいながら食堂車のテーブルを挟んで話すときの表情。
レコード屋の狭い試聴室で、意味ありげな曲を聴きながら、どこを見ていいのか分からないときの表情。
はじめてのデートの時って、こんな感じの顔しちゃうんだろうなあという初々しさが丁寧に描写されています。
『ビフォア・サンライズ』名言
終盤のセリーヌの台詞。
もし神が存在するなら人の心の中じゃない
人と人との間の―― わずかな空間にいる
この世に魔法があるなら―― それは人が理解し合おうとする力のこと
たとえ理解できなくても―― かまわないの
人は「自分」と「相手」の間に出来る空間に恋をするのかもしれませんね。
恋愛は「自分」だけでは成立しないし、「相手」だけでも成り立ちません。
そこには必ず「ふたり」が存在して、そのふたりの組み合わせでしか生まれない空気がある。
その居心地の良さに惚れてしまうのかも。だから趣味が合うとか、年齢が近いとか、性格が似てるとか、国が同じとか、そういうのはその空気感をつくる一要素でしかない。
相手のことを完全に理解するなんてことは不可能だけど、理解しようとすることがその空気を形作る。
会話の大切さを思い出させてくれる映画でした。
遠距離恋愛中
あと1週間ほどで、半年ぶりに彼女に会えます。
ぼくはルワンダから、彼女はほかのアフリカ国から来て、タンザニアで会うんですが、お互い知らない国で会うとまさにこの映画みたいになるのかな、と考えてしまいました。
で、一週間の旅行が終わったら、帰りの飛行機の中ではエンディングのイーサン・ホークみたいな顔してるんだろうなと。
今から既に旅行終わりのことを考えてしまってますが、とりあえず楽しみです。
今日は続編の『ビフォア・サンセット』観よ。
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